近頃、テレビや動画を見るスタイルが大きく変化しているとお感じではないですか?
テレビ配信の時間に合わせて視聴するのではなく、自分の自由な時間を利用して楽しむ時代がやってきたのです。
ただ、あまりにもサービスがあまりにも多くて、
どれが自分にぴったりなのかわからない
現在利用しているサービスで本当に良いのか??
そんなあなたに、特に大切にしたいと思っている特徴を比較して、そんな迷いをなくしてもらうためのページです。
このページでわかる主なポイント
これらのポイントから、いまさら聞けないVOD(動画配信サービス)がどんなものか以下の項目からざっくり説明しています。
簡単にいうとVOD・動画配信サービスってどんなもの?
動画配信サービスにはYouTubeを始め、CMをはさんで無料で見られるものもあれば、テレビ局が見逃し配信をするものや、有名な映画や海外ドラマなど様々な動画を配信しているものなど、パターンもいろいろ。
このサイトでは主に、有料の動画配信サービスについての比較をしていきますが、このページではVODの仕組みや比較するための前知識として一から簡単な説明をしています。
VODはビデオ・オン・デマンドの略で、動画配信サービスと同じ意味として使っています。
VODには2パターンある
有料の動画配信サービスにも、大きく分けて2つのパターンがあります。
どちらも通信費は別途かかりますので、インターネット環境が必要になります。
月額料金が決まっているものに関しては、いくら見てもそれ以外の課金がないので安心です。そういう前者のサービスを体験していると、それ以上にお金がかかるものはなんだか損をしたような気になるものです。
ですが、最新の映画を、映画館に行かなくても、家族そろってお正月休みにのんびり見ることができれば、それはとてもありがたいサービスとなるわけです。
しかも、それが、支払っている金額から、クーポンという形で、毎月いくらか自由に見られるのなら、好きな人には大変おトクに感じるでしょう。


無理はしないでトライアル期間で試してみよう。
まずは、決められた作品だけを(作品はどんどん追加されたり新しいものと引き換えに配信されなくなったりします)、いくら見ても良いというサービスと、課金すれば新しい作品も見られるサービスがあるということを知れば選択する上での決定に一歩近づきます。
あと、プラスのサービス、たとえば雑誌の読み放題などを用意しているところもあります。
まずは動画視聴をメインに考え、特徴として、おいしいオマケを考察します。
実は若者は地上波のTVを見ていない??
昭和の時代には、どこの家庭にもテレビが普及し、一家団欒でテレビを囲む光景が見られたものです。
いつの時代からか少し変わってきたようですね。
10代20代の若者が、地上波のTVよりも、スマホなどで動画を見る時間の方が長くなってきているとアンケート結果がでているように、どこにいてもスマホの画面を見ていますね。
めまぐるしく動く現代の日本では、それを追いかけるがごとく、新聞よりテレビ、テレビよりインターネットへと需要が大きくなりつつあります。
そんな中、テレビ番組に合わせて帰宅したり、囲んで見たりするよりも、より自分の好みに近いものを、自分の自由になる時間に見ることができる、そのメリットが大きいといえます。
一時は当たり前だったレンタルビデオも、借りに行ったり返却したりする手間を考えると、たった今、すぐにでも見られる動画配信サービスに軍配が上がります。
もちろん、新聞やテレビでの放送は、過去や現代を知る重要な情報があるので、それはそれ、別の世界ができたといっても良いでしょう。
自分の時間を自宅にいながら、または外出先でも優雅に過ごす、その手段として動画配信サービスは確実に大きくなってきました。
VODを生活に取り入れるメリット・デメリット
メリットはこんなにある
定額見放題
映画を見るのもビデオを借りるのも、数が増えれば金額がかさむ。定額見放題なら安心していくらでも何度でも見ることができるのです。


最新映画までも見られる
PPV(ペイパービュー)と言って、課金する方法があるのでそれを使えば最新作をも手中にできるというわけ。新しいものを見たいなら課金のサービスも視野に入れるべき。課金したとしても映画を見に行くよりははるかに安いし、何度でも見返すことができたり、2人以上で見ることもできるのだからメリットは大きいでしょう。

インターネット環境さえあれば良い
どこでもいつでも見られるのは大きなメリット。インターネット環境とデバイス(スマホやタブレットその他)があればどこでも動画視聴ができるのが一番の特徴です。
自宅に帰らなくても空き時間が利用できるということですね。

無料期間が設定されているから失敗がない
どこのVOD(動画配信サービス)でも、無料トライアル期間の設定があり、気に入らなければ無料期間内に解約すれば良いので、自分に合うサービスに出会うまでトライし続ければ良いこと。


以前は解約がなかなかできないなどのクレームも耳にしたけど、そういう声が多くなったからか、現在はどこも明瞭にされています。
もちろん、初回のみのサービスで、何度も無料期間を使うのはいささか問題があるので、もしもルールをかいくぐって可能だとしても、節度を守って利用しましょう。
オリジナル作品が充実している
まったくのオリジナル作品を持っているところもあるし(Amazonプライムビデオのバチェラーなど)、それ以外に、テレビでやっていた番組を配信していて、テレビの方は終了したけどその先どうなったんだろう?と思っていると続編がオリジナルで配信されることもある。あれはなんだか知る人ぞ知る内容なだけに地味に嬉しい!!

そこでしか見られないから。
画質がよい
通信環境と、契約のVODによるところが大きいのだけど、意外や意外、画質はよいことが多い。スマホで見ることが想定されているものを、なんとか大画面で見るとさすがにつらいものがあるのだけれど、ほとんどのサービスでは画質はデバイスに合わせてくれたりと、かなり良い感じ♪インターネット環境でも大きく左右されるのでご注意を。

面白くなければ次がある
果てしなく?作品があるので面白くないと思えば次の作品をみれば良いのです。その辺りが借りてきたものと違い気が楽ですね。

やめたくなったらいつでもやめられる
自分の環境はどんな風に変化するかはわからない。なんらかの事情でそんな時間はとてもないのだと思えばいつでも気軽に休止や退会ができるから安心。

録画セットしなくても良い
いつも見ている作品を、録画するのは案外面倒なものだし、録画セットを忘れて見逃したらショックからなかなか立ち直れない。その心配がなくなります。

わからないところは何回でも見直せる
何を言ったかわからない時、意味がわからない時、ちょっとウトウトしちゃった時、何回でも見直せるから安心。大切なところを見落としたりしないし、すごく素敵なセリフを何度でも聞きなおせる♡

英語の勉強ができる
ただ英語を聞いていても勉強にはならないとは思うが、いくつかのフレーズや、好きな番組の好きなキャラがよく使う英語は自然と覚えてしまう。
英語を勉強したい時の特におすすめは英語字幕。聞こえた言葉と字幕とのギャップに初めは自分がどれだけ英語が聞こえていないかビビッてしまうほど。

子どもにも、日々の中で生きた英語を自然に聞かせることができる。YouTubeなど無料のものでもあるけれど、それだとCMが多過ぎるので。。。
ダウンロードすればスキマ時間を利用できる
最近はWi-Fi環境下にある時に、ダウンロードしておけるサービスが多いので、モニターがないフライト中など、やることのない時にオフラインで見られるのはとても便利。子どもにも普段は見せない動画を見せておとなしくしていてもらうこともできますよ。

貸し出し中で見られないということがない
レンタルビデオ店ではよくあることですが、人気の作品は貸し出し中で、わざわざ出向いたのに、目的のものではない作品をしぶしぶ借りて帰ることが少なくないです。シリーズもので、間の巻が抜けている時はどうしようもない。
動画配信サービスならそういうことはないし、借りることができないのに使う往復の時間と労力はあまりにももったいないので。
デメリットを知っておくことで失敗しない
とても便利なVOD(動画配信サービス)だけれど、デメリットがないわけではないので、そのデメリットを説明したいと思います。
まったく見なくても料金はかかる
せっかく申し込んでも、見ないのでは意味がない。それでも料金は容赦なく引かれていくんです。見ないと判断したら、一日でも早く休止か解約した方が良いです。

ハマってしまって時間がない
これが良くあることで、『寝不足』になる。笑いごとではなく、本当にあるあるなんです。特に最初のうちは危なくて。シリーズものだとかなり長編があり、それが続きを見たくなるよ~なうまい作りになっているものだから、ついつい夜更かししてしまう。
大切なことはちゃんとする!そのお・や・く・そ・くで!

永遠に見られるわけではない
サービスにもよりますが、実は作品は常に入れ替わりをしていて、気に入って見ていても、見られなくなることがあります。
特に新しい作品は、期間限定であったりするので、見られるときに見るというスタンスです。

その代わりに新しい作品が見られるのね。
すべてが見られるわけではない
なにもかもが配信されているわけではありません。ないものもありますし、期間限定のものもあります。
自分の見たいものがあるのかないのか、そこが重要なところです。

クレジットカードが必要なことが多い
どうしても、信用といった点で、クレジットカードでの引き落としが一般的です。1枚もないならこの際作っておくのも良いですし、
クレジットカードを使うこと自体に強く抵抗を感じるなら、携帯電話事業者によるいわゆる『スマホ決済』が使えるところもあるので検討してみてください。




地上波で見るテレビとどう違う?
動画配信サービスと、テレビをつければ放送されている地上波とはどう違うのでしょう?なぜわざわざ料金を払ってまで動画配信サービスを受けるのか?
有料にするだけの快適さはどこにあるのでしょう。
CMがないもしくは少ない
地上波ではとにかくCMが多いので、その分、映画の一部をカットして放送することがほとんどです。
CMがあることで放送できるので、当たり前なのですが、CMになると音が急に大きくなるなんてことは昔からよく言われていました。
たまに、映画で「今夜はノーカット版で!」とわざわざつけるのは、普通は何カ所かカットされたものを放送しているからです。
映画を知っている人なら、あそこはカットしないで欲しかったなぁなんて思うのではないでしょうか。
有料の定額見放題なら、盛り上がったところにCMが挟まれるようなヤボなこともなく、作品にのめり込めるので、ストレスがないです。
スポンサーの影響を受けにくい
とにかくスポンサー命の地上波では、その影響が大きいのは言うまでもないことです。
好きなものが好きなタイミングで見ることができるのは動画配信サービスならではだと言えるでしょう。
何度でもいつでもどこでも見ることができる
地上波の番組はテレビを前に見ることになるので、時間と場所は限定されるのに比べて、動画配信サービスでは出先で空き時間に見られるし、自宅でまったりゆったりも見られる。確かに、携帯電話のワンセグ・フルセグ搭載なら外出先でもなんとか見ることができるけれど、画質はイマイチ。そして、流れていくので、自分のタイミングで見るのは難しいですね。
どんな自分のタイミングにも合わせられ、見たいところから見られるのが本当に便利です。
ただしインターネット環境が必要
動画配信サービスに関しては、インターネット環境が必須です。しかも通信容量が大きいので、スマホの通信容量ではすぐに足りなくなってしまう可能性があります。
できるだけ、Wi-Fi環境下で、安定して利用しましょう。


地上波なら無料
電気代もいることですし、無料というのは語弊があるかもしれませんが、地上波では提供のスポンサーによって、CMを流すことで、番組が放送されています。
別料金を支払うことなく、チャンネルを回せば好きに見ることができます。
VODでは金額に差はあるものの、それなりの金額を定期的に支払う必要があります。
雑誌やマンガの読み放題などのプラスのサービスを持つものもある
代表的なのはAmazonプライム・ビデオ。どちらかというと、考え方は逆で、会員サービスの一環として動画配信サービスがついてくる。配達を早く安く優遇してもらえるのが会員のメリットで、オマケにプライムビデオや、プライムリーディングと言って本まで一部読み放題になっているのです。
そういうオマケ(どちらがオマケとも言えないのだが)がついてくるのも地上波にはないサービスです。
VODを始める用意は3つだけ
好きな海外ドラマが見放題!?使ってみたいけど、まずは何から始めればいいの?なにがあれば始められるの?
実はとっても簡単で、無料期間もあるので、気軽に始められるのです。スマートフォンからでも申し込めます。
始める準備はまず3つだけです。
まずは高速インターネット環境を!
インターネット環境がないとVODは利用できません。まずはそこから。
一般的に、光回線・Wi-Fiルーター・ADSL・スマホ回線のどれかを用意しますがその特徴をあげてみます。
光回線
通信速度的には一番安定しているので、キレイな画像を途切れることなく見ることができるでしょう。ただし、自宅での利用に限られるので、外出先でも見ようと思えばダウンロードしておくか、別の手段が必要になります。


Wi-Fiルーター
手軽に設置でき、持ち運びもできるWi-Fiルーター。フルHDの動画を受信するのに必要とされる5Mps以上の通信速度があり、まずまず基準は満たしているといえます。ただ、混みあう時間帯など、若干速度が落ちて、カクカクなることもあります。
それと、WiMAXなどでは3日間10GBの制限があり、3日以上連続で長時間視聴し続けると、速度制限にかかる可能性があります。
そこまで集中して見ることはないということなら、外出先でも使えるWi-Fiルーターはお手軽で、初心者向けです。


ADSL
光回線やWi-Fiルーターなどが普及し、ADSL自体利用者が激減しています。もしも現在ADSLを利用しているなら、動画視聴には少し無理があるので、この機会に光回線がWi-Fiルーターを検討してみてはいかがでしょうか。料金が下がって何倍も快適にインターネット環境が手に入るかもしれませんよ。
スマホ回線
スマホで使える通信容量はいくらあるでしょうか?かりに転送量制限が7GB(かなり多い方)であるなら、スマホで動画を見ていたら4~5日で制限がかかってしまうでしょう。
それだけ動画を視聴するには大きな容量が必要です。スマホだけで動画配信サービスを利用するのはおすすめできません。
基本は家で光回線、Wi-Fiルーターを利用し、ごくまれに外出先で少しだけスマホ回線を使う、その程度が良いかと思われます。

デバイスを用意しよう
インターネットを通して見る動画だけど、見る方法はパソコンだけではありません。その時に一番適したデバイスを選びましょう。見るための道具がないと、せっかくのVODを利用することができません。逆に、どれか一つでもあれば視聴が可能ということです。
スマートフォン
だれしもがすぐに手に入れられるお手軽な動画を見るアイテムといえばスマートフォンではないでしょうか。
お一人にお一つのスマートフォンがあれば、各自が見たいものを見られることがすばらしい。
大画面には迫力負けするので、じっくり見たい作品はより大きなデバイス利用してもよいかもしれません。
タブレット
最近はタブレットの価格が下がったり機能の向上により、利用者が急上昇中です。大きなスマホ感覚で外に持ち出したり、枕元でリラックスタイムに鑑賞するのもありです。
Wi-Fi機能を使って、アプリから動画配信サービスを楽しみましょう。
パソコン
パソコンからもほとんどの動画配信サービスを利用できます。
テレビ
テレビにつないで動画配信サービスを利用すれば、かなりの大画面、大迫力で鑑賞できます。
パソコンをつないで見ることもできますが、簡単にクロームキャスト(Chromecast)やFire TV /
Fire TV Stickといったデバイスを利用して接続して見るのがお手軽です。
ゲーム機
プレイステーションやニンテンドーWiiなどで、いくつかの動画配信サービスを見ることができます。
まだまだ対応は少ないですが、使えることを知っておくだけでも活用のチャンスが現れるかもしれません。
料金支払い方法を登録する
あとは、サービスに申し込むために、支払い方法を考えておいてください。アプリやホームページから、必要事項を記入すれば申し込むことができます。
支払い方法の登録は、クレジットカードがあれば比較的簡単です。
その他の方法は以下をご参照ください。
支払い方法のパターン
クレジットカードがない
クレジットカードが簡単ということは、クレジットカードがない場合の一番のおすすめは各携帯電話事業者のキャリア決済です。
格安スマホでキャリア決済が使えない場合もありますね。
そんな時はPayPalでの支払いかデビットカードでの支払いがあります。
デビットカードは使える?
デビットカードとは、クレジットカードのような後払いではなく、現在の残高から差引されるものです。すべてのサービスで利用できるわけではありませんが、使えるところもあります。デビットカードが使えるサービスはHulu、Netflix、dTV、楽天TVなど。
キャリア決済できるものもある
U-NEXT、FODプレミアム、Hulu、dTV、Amazonプライムビデオなど、多数あります。(Netflixでは使えません)
iTunes Store
AppleIDが必要になるので、iPhoneやiPadユーザー限定ということになります。
AppleID取得時に登録できるのは、クレジットカードの他、キャリア決済、デビットカード、Apple Store & iTunesギフトカードなどがあるが、使用できる動画配信サービスの対象は少なめ。
Amazon Pay
アマゾンアカウントで登録している情報を利用して決済することができます。Amazon Fire TV / Fire TV Stickを利用して、アプリをダウウンロードします。そのアプリから新規登録すると、適用されます。改めてクレジットカードの登録をする必要がないのでお手軽で、クレジットカード情報を各社に出さなくてよい分流出防止となります。
アマゾンアカウントが必須なことと、対象となるサービスが少なめなことが特徴です。
PayPal(ペイパル)
PayPalで支払うということは、クレジットカードをPayPalに登録して、そこから支払うということになるので、結局のところクレジットカードを使用することになります。
ただし、PayPalがまとめて管理をしているので、他社にカード情報が渡ることはなく、強固なセキュリティがかけられている分、各社と個別で契約するよりはセキュリティ面で安心ということになります。
チケット(ギフトカード)をコンビニで購入
Hulu、Netflix、U-Nextでは、コンビニの他、量販店やオンラインでも入手することができます。
その他、支払い方法の違いで無料期間の対象外となってしまったり短くなったり、不利なことがあります。
キャッシュレス時代に突入した現代では、個人情報に対するセキュリティがますます重要支されてきています。できれば年会費無料のものでも良いので1枚、クレジットカードを作っておく方が良さそうですね。
解約方法は大変じゃない?
まずはお試しで考える
VODの良いところは、各社無料トライアル期間を設けているところがほとんどであるところです。
このサイトで比較する動画配信サービスはすべて無料トライアル期間のあるところだけを厳選しています。安心してお試し期間を楽しめるわけです。
自分のライフスタイルに合うか合わないかは、はっきり言って試してみるしかわかりません。
計画通り進む日常はめったにないからです。
とりあえず無料トライアル期間を楽しんで、月々かかる費用がムダにならないか、じゅうぶんに元が取れるか、自分のライフスタイルがより豊かなものになるか、不満はないか、を考えて、期間内に継続か解約かを決定します。
「無料期間でやめてしまっては悪いのではないか?」
そんなことは一切考えなくて良いのです。同じサービスでは基本的に無料期間は1回だけ。それで良いと思ってもらえれば続けてもらえるのだから、VODを提供する側にもたくさんのメリットがあるからです。
生活の中に、いつでも好きな動画を見ることができるというのは、それまでとは違った満足感があります。
その程度は人それぞれ、まずは追加課金のない、月額定額のサービスからお試しすると延長になった時でも安心ですよ。


解約は難しくない
以前、「解約ページが見つからない」「そもそも解約ページがない」ということもありました。
元々海外からきたシステムだから、考え方そのものが違っていました。”すばらしいサービスだから、またいつでも戻れるように、休止扱いしか設けていない”ということがあったのです。
でもそれは、日本人には受け入れがたく、現在はどこのサービスも、解約ページでもわかりやすくなっています。
一旦解約しても、再開したくなればまた簡単に再開できるようになっています(無料トライアル期間は初回の1度きり)から、それもあまり重く考えなくても大丈夫です。
見たい番組が放送されるのを知って、一定期間加入することもできます。その間に、他にも魅力的なところがあれば継続、なければ残念ですが、解約もありです。


推奨ネット環境・通信速度って?
VODで配信されるものは、下り(受信)が通常5Mps以上あればフルHDで見ることに問題ないとされています。
光回線なら問題なし、Wi-Fiルーターなら時々あやしくなるものの、ほとんどの場合は問題なしです。
下りの数字が大きいほど容量が多く通信が早いので、これから契約するなら気をつけてください。
スマホでは問題なく受信できますが、容量をたくさん使うので、すぐに制限がかかってしまう(数日で)恐れがあります。
できるだけ外出先では、Wi-Fiスポットや自身のWi-Fiルーターを利用する方が安心です。
通信制限がかかると、検索さえもまともにできなくなることがあります。
ストリーミングの意味
動画を見る際によく聞く『ストリーミング』とはなんでしょう?
簡単に言うと、ダウンロードの形式です。
ダウンロードをしっかりしてから動画を見るとなると、ダウンロードするだけで多大な時間を要します。なぜすぐに動画を見ることができるのか?それはダウンロードしながら、先にダウンロードした部分から再生しているからです。(つまり後ろの方はまだダウンロードできていません)そういうダウンロードの方法をストリーミングと呼んでいます。
動画配信サービスで、オフラインで見るためにダウンロードすることがあるでしょう。その時は、見ながら再生はできません。端末にすべてダウウンロードしてから見ることになるからです。
一般的には
「ダウンロードしながら見ることができているんだなあ」
という理解と、
「ダウンロードしているから容量使うなぁスマホの通信じゃなくてちゃんとWi-Fi機能使えているかなぁ」
という確認をしておくことがストリーミングの注意点です。
ダウンロードしてオフラインで見る
すべてのサービスで提供されているわけではありませんが、一部のVODでは端末にダウンロードしておいて、後からインターネット環境がないところでも、動画を見ることができるサービスを提供しているところがあります。
これがあると何が良いかというと、本当に好きな時に好きな場所で好きな動画を見ることができるということです。
インターネット環境があれば、それは特に端末にダウンロードしておかなくてもそれができるのですが、電波の悪いところや、インターネットが使えないまたは使ってはいけないところがあるのです。
たとえば病院や、移動する乗り物の中など。電車ではトンネルの度に切れてしまいますし飛行機では通信は切らなくてはなりません。
それと、スマホでは容量が限られているので、自宅でダウンロードしておくことで、容量を気にせず動画を見ることができるのも利点です。
失敗しないための5つの見極めポイント
あなたが見たいジャンルや、使えるデバイス、月々にかかる費用、作品数やサービスの使いやすさなどの満足度、それをまとめておいて、あとは無料トライアル期間を存分に活用することです。
重視したい項目を挙げてみました。何を一番優先させて考えたいか、選択してみましょう。
作品数とその質
作品数の多さ
作品は多ければ多いほど良い。その方が好みの作品が揃っている可能性が高くなるからです。
ドラマのシリーズ数をあげているところもあれば、その1話1話を数えて作品数としているところもあるので注意が必要です。
あと、作品数が多くても、その中で有料課金の作品が多いこともあるので、定額見放題の作品数がどれくらいで、有料課金がどれくらいかを把握しておくことも必要です。
作品の質
作品数ばかり多くても、見たいと思わない作品ばかり並んでいるとか、見たことのある作品がほとんどであるとかだと、申し込む意味がありません。
作品の質も見極めましょう。
ストレスのない操作性
好みの作品の見つけやすさ
見たい作品はたくさんあっても、どこを探せば見つかるのか、苦労するようでは困ります。ただ作品を並べれば良いわけではないので、無料トライアル期間内ではその辺りも確認しましょう。閲覧履歴から好みの作品をお勧めしてくれる機能を備えているサービスもあります。
操作性
アプリの使い方や、見たい作品の検索方法、閲覧履歴から好みの作品をおすすめしてくれる機能を持ったサービス、続きから再生するか初めから再生するかを選べるなど、ストレスなく楽しむには操作性も意外と重要です。
見たいスタイルで視聴できるか
オフラインで視聴できるか
外出先で頻繫に利用したいなら、これが重要になります。
Wi-Fi機能のあるところで素早くダウンロードしておいて、外出先ではカクカクならずにスムーズに視聴できると、どこにいても気にせず動画を心から楽しむことができるでしょう。
吹き替え作品があるか
日本語字幕を読むのが面倒、字幕よりもストレートに入ってくる吹き替えが好きという場合には、吹き替え作品の品ぞろえは重要です。
海外からきたサービスでは若干吹き替え作品が少ないとの報告がありますが、その分海外ドラマの作品の充実があります。リクエスト次第で吹き替え作品は増えていくので、保有海外ドラマが多ければ今後に期待できます。
英語字幕があるか
英語の勉強をしたいと思っているならこれは超重要です。
日本語字幕で見ていても、聞き取れなかったら勉強にならないです。英会話初心者には、幼児向け英語の動画を英語字幕で見ることをお勧めします。
幼児向けといってもあなどれません。基本中の基本の英語や、海外ではあたりまえに知っている英語の動揺を聞くことができます。汚い言葉は使いませんし、英会話初心者にはピッタリなんです。
英語の達人は、字幕なしで見て、「んん?」って時だけ英語字幕で確認することもできますよ。
好みのジャンルがあるか
映画VSドラマ・国内VS海外
映画ファンとドラマファンでは見たいものが違うし、国内外の差や、アジアドラマがあるかなど、ジャンルを見極めるのは、全体の作品数とは違った観点でチェックする方がいいでしょう。
幼児向け作品の充実
日本語・英語に関わらず、幼児向け作品があると、お子さん、お孫さんがいるお宅では大変重宝します。
英語に触れさせたいと思ったら、英語の動画をただ流しっぱなしにしてはいけません。親もいっしょに見て、お歌やダンスは参加することで、自然と入っていきます。親のスキルアップにもなるかも??
アダルト作品の有無
これが重要な人とまったく興味のない人にきっぱり分かれるジャンルです。
レンタルビデオでは借りるのに若干の抵抗が・・・という場合、VODは強い味方になるでしょう。
定額見放題なら、料金を気にせずに好きなタイミングで見ることができますよ。
付加価値のあるサービス
アカウントの共有ができるか同時視聴可能か
アカウントとは、申し込んだ際登録したサービスを受けるための権利のこと。
親が一人申し込んでその権利を得たとして、それを子どもたちも使えるのか、また、それを、同時に別の場所で違うもの(または同じもの)を視聴するのに別の人が使用できるのか、ということです。
利用する動画配信サービスによって、細かく違いがあります。
○人利用することができるが同時視聴はダメとか、いくつまでのデバイスを認めるとか、〇台のデバイスで同時視聴できるとか、いろいろなパターンがあります。
あなたが、完全に一人だけで楽しむサービスであれば、重要な要素とはなりません。
家族や仲の良い人とのシェアを考えるなら、一人ずつ申し込むのか、全員で共有できるのかは費用に大きな差が発生します。シェアするつもりであれば検討の際のポイントとなります。
本を読めるなどのサービスが価値を高める
出版されている本がすべて読み放題というわけではないけれど、かなりの雑誌、マンガが提供されているサービスがあります。
毎月の購読料を考えれば、たくさん読む人なら月々の定額料でお釣りがくるかもしれないのでぜひチェックを!
総合的にみた費用対効果で決める
結局のところこれが一番大切なのですが、人によって違うので、一概にどこが良いとは言えません。今まであげた特徴から特にあなたにあてはまる特徴を中心に費用対効果を考えます。
お金がかかることですから、良いサービスだからといって、月々の費用が高過ぎると続きません。また、安いからといって、見たい作品がないのなら意味がありません。
一人だけで見るのか、家族で見るのかによっても費用対効果は大きく変わります。
総合的に判断する必要があるため、一番重視する項目から比較を始め、まずは無料トライアル期間を楽しんでみてください。
きっとあなたに合ったサービスに出会えます。迷ったら、一つ、「失敗しない基準」の中から選んでみてくださいね。
まとめ
自分の時間に合わせて自由に見たい動画が見られるVODのサービスは、実にめまぐるしく動く現代にマッチしたサービスです。面倒なのは初めの登録のみ。無料トライアル期間があってチャレンジしやすいので、気になっているならまずは試してみるのが近道です。
サービスには月額定額料金で見放題のところと、さらにプラス課金をして有料のコンテンツが見られるものの大きく2つのパターンに分かれます。初めてなら月額定額料金のところが、物足りなさを感じるなら課金すれば最新作を見ることができるところから始めることが多いようです。
途中で「ちょっと違うな」と感じれば、いつでもストップできるので、気軽に始められますね。
試すために必要なのは3つだけ。インターネット環境と、動画を見るためのスマホなどのデバイス、そして登録する支払い方法を決めておくということでした。
無料トライアル期間を始める前に、メリット・デメリットや地上波との違い、申し込む前のチェックポイントをあげてありますので、参考になりますと幸いです。
あなたの素晴らしいライフスタイルに、
自由な形で見る動画の数々が色を添えることを願っております。