映画『ジョーカー』に見る深い悲しみの笑いは狂気なのか?本当に悪なのか?

以下、管理人の独断と偏見による『ジョーカー』のレビューです。

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『ジョーカー』は2019年公開のアメリカ合衆国の映画です。[2020/05]ではU-NEXTAmazonプライムビデオdTV有料作品となっています。》

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『ジョーカー』を勝手にレビュー

ワーナー公式より引用

『ジョーカー』をこれから見ようと思っているあなたへ、一言お伝えすることができるとすれば、予告編でも言っていますが、

「覚悟して観てください」ということです。

それほど、見終わった後に、”何か”が残る作品です。

それを「本当の悪」と呼ぶにはあまりにも悲しい。

 

管理人が『ジョーカー』を見たのは、たまたま偶然で、主演男優賞をたくさん取った作品ということ以外、なんの知識もなく見てしまいました。

そして、なんともいえない後味の悪さを、かなり長い期間引きずっていました。

映画がダメだったのではなく、むしろすごすぎたのです。主演のホアキン・フェニックスが・・・

ワーナー公式より引用

作品を見始めてすぐに、そのはありました。

コメディアンを目指す、後にジョーカーとなるアーサー(ホアキン・フェニックス)が、プラカードを掲げて仕事をしていた時、心無い若者の集団が、そのプラカードを取り上げて走り去ったのです。

追いかけるアーサー。ひつこく追いかけるアーサーを若者たちは待ち受けて、プラカードでアーサーを殴り、頭から衝突して板はボロボロ・・・なにも為すすべなく崩れるアーサー・・・

その時点で、映画を観ずに帰りたくなったんです。「そんな映画のはずない」みたいな気持ちがわいてきました。

ワーナー公式より引用

何と言ってもアーサーのいがしくて、しくて、い。。。

アーサーは、痴呆の入った母親との二人暮らし。お母さんは彼に「どんな時でも笑顔で」とアドバイスするのです。

アーサーはそれを”守りたい”と、人を笑わせることを幸せとがんばっています。

緊張すると勝手に笑い出してしまう、そんな精神に病気を持った彼が選んだ道が、コメディアンだったのです。

見るからに辛い日々だったんだろうと、想像できてしまうところが、観ている側としてはとても辛い。

彼が笑ってしまうのは、母親の彼氏に虐待を受けたことからきた精神的な病気で、アーサー自身には罪はなく、彼自身が辛い日々を送っているのです。子どもを笑わせようとおどけて見せても、周りには迷惑がられ、気味が悪いように映ってしまいます。

そして日々の貧しい生活。母親が実はアーサーをトーマス・ウェイン(地元の名士で後のバットマンになるブルースのお父さん)との隠し子だから、「支援して欲しい」との手紙を書いているのを見てしまったアーサーは、事の真偽を確かめに行くのですが、行った先には・・・

裕福なウェイン一家、溺愛されているブルース。あまりにも違い過ぎる二人

アーサーの母親の妄想だと言われ追い払われるのだけど、「そう言われればそうか妄想か」とはっきりわからないのに観ている側も思ってしまう。

その後、母親だけでなく、アーサーにも妄想癖があることがわかります。どれが本当で何が妄想か、後でそういうことだったのかと考えさせられることが度々出てくるので気をゆるさず見てください。「アーサーにも幸せあったよかった」と思ったらそれが彼の妄想だったことで、観ているこちらも落胆する・・・みたいな、悲哀に満ちた作りになっているのです。

何が辛いって、アーサーが結果人を殺めることになっても、偶然というか、それを観ていて責められない自分がいるのを感じ、どんどん胸が苦しくなっていくんです。

ワーナー公式より引用

主役のホアキン・フェニックスの笑い声が、もうそれはそれはしくて、やせ細った体で狂気に満ちた彼の一人ダンスは不気味なまでに、演出でこれができるものなのか?と。

後で知ったのですが、ホアキン・フェニックスは、この撮影に入る3ヶ月前まで80kgあった体重を60kgまで落としたとか。彼以外にジョーカーはいなかったのではないでしょうか。主演男優賞総なめも納得です。

アーサーが思っていた人生ではことごとくなかった、思い描いていたものとことごとく違う結果が待っていた。

 

「That’s life」

そう胸を張って言える人生にしたかっただろうに、なぜかアーサーからジョーカーというカリスマになってしまった。

 

後のバットマンとの因縁につながる物語なのでしょうが、まったく、『ジョーカー』としての作品のすごさが、私の中でどうしてもそれを許しませんでした。

今でさえ「なんとか幸せになって欲しい」と思ってしまうのです。

 

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キャスト・スタッフ

【出演】

アーサー・フレック(ジョーカー):ホアキン・フェニックス
マレー・フランクリン:ロバート・デ・ニーロ
ソフィー・デュモンド:ザジー・ビーツ
ペニー・フレック:フランセス・コンロイ
ランドル:グレン・フレシュラー
トーマス・ウェイン:ブレット・カレン
アルフレッド・ペニーワース:ダグラス・ホッジ

【監督・製作】

トッド・フィリップス

【共同脚本】

トッド・フィリップス
スコット・シルバー

【音楽】

ヒルドゥル・グーナドッティル

【製作】

トッド・フィリップス
ブラッドリー・クーパー
エマ・ティリンジャー・コスコフ